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2017年7月25日火曜日

エラリー・クイーン「悪魔の報復」(1938)

たまたま入ったBOが、古い創元推理文庫が充実した店だった。108円で3冊買ってきた。まずはエラリー・クイーン「悪魔の報復」(THE DEVIL TO PAY 1938)。
今回手に入れたものは青田勝訳の1975年文庫版の1983年第19刷。

こんな作品、名前も知らない。ツイッターで調べてみても、こいつはあんまり読まれていないようだ…と思いきや、ハヤカワ文庫版では「悪魔の報酬」という邦題らしい。

この作品はハリウッドが舞台。初期国名シリーズとライツヴィルシリーズの間にあるのが「ハリウッドもの」らしい。

なんとエラリーくんはハリウッドの映画会社で脚本を書いてる?え、あごひげ? 
この本では新聞社の記者ヒラリー・キングを名乗って後半あたりから捜査開始。
エラリーくん、育ちがいいわりにケンカっぱやいな。この探偵の姿をまだ自分はつかめていない。

多くの株主に大損を負わせておいて、自分だけ資産を残して恨みを買う強欲資産家が、自宅で刺殺体で発見される。ちょっと変わった息子とその婚約者の父で共同経営者、アリバイをめぐる駆け引きのようなもの。遺産をめぐる遺言。そのへんの説明と恋愛ドラマが提示される。中学生とか読んでもよく意味わからないだろうなって会話。

いままで読んだエラリー本の中では登場人物も少なくてわりとシンプル。ドラマが生き生きと脳内再生できた。
だが、それぞれが秘密をもっているらしいが読者には示されないってことで複雑にしてる。読んでいてイライラする。お互いに相手をかばおうとしてドラマが成立。

ピンクという体育コーチのキャラが自分には計りかねた。どこにも書いてないけど、言葉づかいから判断しておねえキャラ?

住居不法侵入や盗聴まで手に染めるエラリーくん、いつものようにカッチリ論理で犯人を絞り込む。ラストではそれなりに意外な犯人を挙げる。
面白かったか?うーん、68点ぐらいかな。

2017年7月24日月曜日

欅共和国2017 @富士急ハイランド コニファーフォレスト7月23日

快進撃を続ける欅坂46の富士急ハイランドコニファーフォレストでのライブコンサートへ出かけてきた。いつものライブ友と。

これ、行くつもりなかった。欅坂のコンサートチケットが当たらないというのもあるけど、先行申し込みが名前と顔写真の登録までも必要になっていて煩雑すぎるからw

だが、1週間前になってもSOLD OUTになってない?!って話を聞いたから。それホント?と調べてみたらマジだった。土日公演にもかかわらず富士急という都心から遠く離れた立地が敬遠されたっぽい。
友人にチケットを押さえてもらったら連番でリセールがあったので、すぐにそれを押さえたとのこと。
当日券も出てたっぽい。我々の周囲にいくつか空席があった。他人に譲渡できないチケットだと死券になる。良い席なのにもったいない。

途中何かハプニングがあるとマズイので友人の車で早めに出発した。開演3時間前に付いた。小雨のパラつく曇天で暑くなく、すごく涼しくてよかった。
時間が有り余って他にすることがなかったので、初めて物販に並んで「欅坂タオル」だけを購入した。坂道グループグッズを初めて手にれたw
ここ、小学生のころスケートに3,4回来たことがある。
座席はF11というブロックだった。周囲はみんな独りぼっち客が多かった。
一般発売チケットなのでどうせ良くない席なんだろう…と思っていた。だが、え?!花道にすっごく近い!

さあ、昨年末の幕張CDJ以来2回目の欅坂ライブ!初ワンマン。わくわく!

なんと今回のライブは気づいたら「欅共和国」となっていた。欅坂って衣装が軍服っぽいのが特徴なのだが、まるで革命フランス軍儀仗隊のようだった。
フラッグを使ったパフォーマンスに続いてOvertureでライブが始まった。

まさかの「サイレントマジョリティー 」「世界には愛しかない 」「二人セゾン」という欅坂代名詞のシングル曲3連発スタート。それは盛り上がるわ。
花道をずんずん行進してくるメンバーたち。5メートルほどの場所で平手と鈴本。うわぁ、ほぼ毎日のようにテレビやネットで見ている本物がすぐそこにいる。この興奮!

自然の中という環境での野外ライブが初めてという欅坂。夏の野外ならではの演出が目白押し。
ジェット風船を飛ばすのって、阪神ファンにはおなじみでも実は自分は初体験だったw
聴衆の上空をドローンが飛んでいた。この日のライブは映像収録されているとのこと。

あと、ステージ前での消防出初式水芸!w 
なんと、長濱ねるの水鉄砲機銃掃射を顔面に浴びた。長濱ねると自分の間に何か強い絆のようなものすら感じてしまったw

長濱ねる、ぜんぜんでぶじゃなかったぞ。可愛らしかった。
この日の長濱はずっと出ずっぱりの大忙し。ソロ曲で上手側の遠くの花道を歩いている姿が、オーディエンスの上を歩いているようで、まるでナウシカだったわ。
あと、「パルコ!パルコ!パルコ!」連呼の深紅パンツスーツ平手さんを近くで見れて感動。あぁ、この子はまだ16歳なのにホントにカリスマだ。すまん、ずっとお尻見てたわ。なんとハーレーの後部座席に乗ってセンターステージに登場。

フラッグ儀仗パフォでの革命軍欅連隊の青年将校・平手友梨奈大佐の若武者姿が、まるでドラクロワの絵のようだった。左手を高々と掲げるとそこには花火が打ち上げられた。
自由と反抗を標榜していながら、イメージがファッショ的になってしまうという、なんとも説明しずらい事態。ステージを見ていて、今野義雄はレニ・リーフェンシュタールなのかもしれない…とか考えていた。

渡邊理沙も近くに来たのでじっくり見れた。顔が紅潮してて美少女だった。
守屋茜もすぐそこにいたのでじっくり見た。守屋さんは自分が思ってた以上にガチムチ体型だった。「私の嫌いなこと、それは敗北」w
実は守屋さんが欅では初恋w 自分は17年長澤まさみが好きなように、初恋のチカラを信じている。ちょっとやそっとでは好きな人を変えないので、今後も守屋さんを推していきたい。だが、自分は全員を温かく見守りたい。実質箱推し。

「誰のことを一番 愛してる?」が自分的に驚きだった。この曲はまったく予想してなかったから。
「青空とMARRY」ユニット曲の「青空が違う」「割れたスマホ」や、「制服と太陽」「僕たちの戦争」とかお気に入りの曲が初めて聴けたのが嬉しかった。

「ひらがなけやき」は佐々木久美がMCを仕切ってた。みんな初野外コンサートを喜んでたのに、齊藤京子だけが自然が苦手ということで総ツッコミw 「草むらが嫌」
きょんこは大抵第一声が「え、なんかぁー」だなw 高めの声で大声を出すということだったのに、フツーにいつもの齊藤ボイスでスベってたw

「エキセントリック」「不協和音」には圧倒された。ねるの「僕は嫌だ!」が強く響いた。いや~、何もかもが新鮮で驚いたし楽しかった。
坂道のCDはどれもキックとベースが弱いのだが、野外でデカいスピーカーだとぶいぶい音圧が挙がってて大満足だった。

予期せずにダブルアンコール「危なっかしい計画」があった。実は、まだ1stアルバム買ってないので知らない曲だったのだが、なにこれ、タオル回し?楽しい!
欅坂46 富士急ハイランドコニファーフォレスト7月24日セットリスト
Overture
01 サイレントマジョリティー
02 世界には愛しかない
03 二人セゾン
MC
04 青空が違う
05 僕たちの戦争
06 渋谷からPARCOが消えた日
07 ひらがなけやき
MC
08 僕たちは付き合っている
09 大人は信じてくれない
10 エキセントリック
MC
11 また会ってください
12 制服と太陽
13 微笑みが悲しい
14 割れたスマホ
15 語るなら未来を…
16 誰よりも高く跳べ!
17 手を繋いで帰ろうか
アンコール1
01 誰のことを一番 愛してる?
02 不協和音
03 W-KEYAKIZAKAの詩
アンコール2
01 危なっかしい計画
欅坂ワンマン初の自分にとっては神セトリだった!w
ほんとにみんなかっこいい。清楚で美しい少女たちだった。感動で泣いた。

1stアルバムを引っ提げてのアリーナツアーも行きたくなったけど、チケットないので行けない。ひょっとするとこれが最後の欅ライブだったかもしれない。

2017年7月23日日曜日

長澤まさみ「黄泉がえり」(2003)

長澤まさみが中学3年生だったときに撮影された2003公開の「黄泉がえり」を見通した。長澤まさみにとって3本目の映画出演作。
「わが家の歴史」を見ていて、何かもう1本、柴咲コウと長澤まさみの共演作があったはずだとモヤモヤしてた。これがあったか。

公開当時にわりと話題作で地上波でも放送されたことがある。早送りでまさみシーンしか見たことなかった。最近見ない懐かしい人だらけの映画。

日本映画で数年に一度やってくるような日本人死生観盆踊りお彼岸映画。
もしも、死んだはずの人間が生きて帰ってくる事案が頻発する町があったら?というシチュエーション人間ドラマ。
どうしてこういう映画がつくられてしまうのかよくわからない。まさみが出てなければ絶対に見ない。

主演は竹内結子とくさなぎつよし。竹内のセリフと動きが福田彩乃のモノマネとまったくいっしょ!w そこばっかり気になったw げ、竹内の死んだ恋人がISYかよ。
くさなぎはかなりマジトーンでクソ熱い、入れ込んだ演技をしていた。
この映画、主要キャストそれぞれでドラマが進行。長澤まさみはイジメ自殺した同級生とのカップル。葬式にひょっこり死んだ本人が現れるというコントのようなシーン。参列者、パニック!悲鳴!だが、まさみはほんのちょっと驚く程度w 
まさみも子供だが、市原隼人も少年!w

自分は主要キャスト以外のアクトたちの演技も気になる。いろいろなシーンが残念で興ざめ。

とくにラストの阿蘇のすそ野でのRUIこと柴咲コウの突然の野外コンサートシーン。ウッドストックかよ!とばかりに若者たちが取りつかれたように現場を目指して山道を歩く。このコンサートにやってきた観客たちのノリと演技がやや過剰。

死者を偲ぶしみじみヒューマンドラマ。こういうの…自分は退屈。

2017年7月22日土曜日

FLOWER FLOWER 4人そろって初めてラジオ番組に出演

7月21日夜8時、FM802 BINTANG GARDENにフラワーフラワーの4人が登場した。バンド結成以来、このような出演は初めてだったかと思う。

これ、なんと大阪の人しか聴けない。信じたくない話だが本当だw それ以外の地域の人はインターネットのあるサービスを使うしか聴く手段がなかった。なんとか準備して間に合った。

録音が…冒頭がちょっと欠落したw 聴きなおして文字にまとめてみる

番組冒頭で「夏」がピコピコと流れた。そして番組パーソナリティー?の人がバンドFLOWER FLOWERの経歴を簡単に説明。そしてyuiからご挨拶
「フラワーフラワーのyuiです。FM802に来るのは2010年以来7年ぶり?もうそんなになるんですね」
「あっという間な感じなんですけど。2012年にシンガーソングライターとしてのYUIの活動を休止しました。ちょっと寂しかったんですけども、ちょっといっぱいいっぱいになってしまったりとか、歌が歌えなくなってしまったりして…これ以上は無理だとなって辞めたんですけども、もう少し歌を唄ってみたいと思うこともありました。」
「そしてそのときにフラワーフラワーとしての活動もスタートさせていこうと思った。最初はとくにバンドという形にこだわってたわけでなくて、気持ちよく歌えたらいいなと思ってて」
「そんな時にフェスで見たまふまふがかっこよくて。この人とと一緒にやってみたいと目標ができて。で、集まったんです」
yuiはバンド結成のいきさつは2013年6月に「めざましテレビ」で語ったことがあったけど、以後あんまり触れてなかった気がする。またこうしてラジオでyuiが語っていることが新鮮。
「2013年からソロでアコースティックライブツアーを行いました。」
「今迄はたくさんの支えとか助けもあり、わりと自分で何もしなくてもライブができていたり、いろんなことができていたんですけども、何かちゃんと自分でもライブの集客を集めたりブッキングとかしてみたりとかそういう経験もしてみたいと思ってやり始めた。」
「楽しかったけど寒かった。雪降ってる中ビラくばりとかしてた。」
これらはみんな2012年から2013年にかけての冬、東北や京都磔磔やらでシークレットでライブハウスに出演してたときの話だな。あのときは日本中がYUIの情報に飢えていたw
なにげにこの話をyuiが直接喋ってするのは初めてな気がする。
「ビラ配りの技術とかアップしたw」
「みんな通り過ぎるのが速い。もらってくれない人の歩き方もわかるし。」
「貰ってくれそうな人にはぐいっと前に出て渡すみたいな方法を身に着けましたw」
「あと顔を『YUIです!』って前面にだしてw」
「そうこうしてスタジオでのセッションを繰り返して、曲の製作もスタートさせていったんですけども、今のメンバーがそろったのもこのころです。」
なんで雪の中ライブ告知ビラくばりなんてやってんだろってあの頃は思ってたな…。今こうしてあのときの話を聴けてることが感慨深い。

「月」ON AIR(CD音源)
「2013年は夏フェスや対バンライブ。年末にはFM802 radio crazyにも出演しました。」
「2014年はスタジオ製作をメインに、2015年には色をリリース、2016年には宝物をリリースしました」
この辺は原稿を読む感じ。

メンバー自己紹介。いぇ~いw ここからはライブMCみたいなぐだぐだした感じのトークw
(yuiから見たむらじゅんについて)「陽気。演奏中はやたらかっこいい。ステージに立つと痩せてみえるw プラス、女子に見られる。」

「まふまふは内と外で違うタイプ。今はわりと普通」「テンションを挙げてくれる」

「さっちゃんはロッカー。分厚い本を読んでる。1行も読めない難しい本を読んでるイメージ。ライブではどっしりしてる。謎なタイプ。」

むらじゅん「ゆいさんは(ゆいさんて誰やねん!)最初はメールでのやりとり『よかったら一緒に音出してみませんか』みたいな」「これホントにゆいかな?知り合いに聴いたら『それ、ゆいだね』って。それからすぐスタジオに入った。」
yui「思ったより背小さかったでしょ?よく言われるw」む「イメージ通り天然、不思議な魅力をもった方だなと」

まふまふ「メール来る1年位前から紹介されてた」yui「ホームページを見つけてメールさせていただいた」ま「歌を唄っているYUIと申します…って」ゆ「すぐ電話していただいて」ま「びっくりするよね。普通間にレコード会社の人とか入るし」「そこがYUIらしい」
ま「典型的なAB型でボケ殺し」「O型はAB型にころころされる」

さっちゃん「YUIの印象は集中力を発揮してバッと短くやってすぐ帰るみたいな」
むらじゅん「まふまふはクレバー天然」

コーラ事件とは?「1時間で曲つくろう。でも飽きて。帰ろうってなって。コーラ1本飲んでスタジオに戻ったら曲ができたw」

yui「私も結婚出産を経験しました。何が変わったか?ほんとにたくさん変わったことがあって。昔から守るものはあったんですけども、守るものが増えて。精神的にどしっとしたものができた。」

「願い」ON AIR

「ブランドのかたが企画してビルボードさんとも。それを目標にメンバーとも音を出してって。ほんとにこのライブが決まったことが大きかった。」
「目標が決まってそこに向かって次の目標が決まって行った。」

2月22日Billboard大阪音源から「スタートライン」「バイバイ」をON AIR
聴きなれてる音源と歌い方が違う。

で、ステージ終わり直後にインタビューした音源から
ま「3年半ぶりにやったと思えない。もっと良くなってる。伸びしろがどこまであるかってゆう」
さ「なんか自由度が増しつつ、yuiちゃんの声量があがったなって」
む「フラワーフラワーだけを見に来てくれたみなさんといい雰囲気をつくれた」

終演後のファンたちの熱い喜びの声をON AIR なんか、ツイッターでよく見かける名前たち!
yui「ホントにうれしくて」「アコギはちょっと最近新入りさんが来てくれたんで。その子をかわいがって。」
「私がむらじゅんをよくいじるのはいじりやすいから。私にできないことをしてくれる。支えあってますね。」
むらじゅん「美味しいパスを出してもらってる」ゆ「表情が豊か。キーボードに必要なことかわからないんですけどw」

これからの方向性について
ゆ「目標は大きくよくばってもいいのかな?いろんなところに行きたいし、いろんな人に会いたいし。大きいところもしてみたい。」
ま「わりとロックな方向性?結局セッションやるといろんな曲ができてしまう。そのとき面白い音楽をやっていけたら。」

新曲「マネキン」ON AIR これはCD音源。
「これ、yuiが持ってきて。ガレージバンドでつくったやつ。スタジオであーでもないこーでもないと作った。」
「聴いてなかった。もう1回言って!」
このへんの会話はボケ殺しyuiを男3人が取り囲んでる感じ。こういうの待ってた。この4人の楽しいやりとりは早くテレビでも放送されるべき。

じゃあ最後にメンバーひとりひとりにフラワーフラワーとは?と質問
さっちゃん「自由にできる場所。大事にしていきたい」
むらじゅん「yuiという類稀な才能を支えていきたい。yuiが歌い続けられるようにみんなで支えていくバンドです」
まふまふ「日本の音楽業界に風穴を開けていきたい」ゆ「それふくちゃんが言ってたやつやん」

yui「メンバーを自慢するためにやってるようなところがある」「支えであり、戦友であり仲間であり家族。安心して歌える演奏できる場所」「愛してます!」

「こんな感じでユルいんですけど、たまにちゃんとやるときはやるので、ぜひお会いするのを楽しみにしてます。次はライブ会場でお会いしましょう」

いや~、期待していた以上に面白く楽しい番組だった。雰囲気がゆったりしてて自由。ボケ殺しyuiと大人の男たち。ラジオでのトークをこれからもどんどんやってもらいたい。

とりあえず、情報に飢えてる人のためにまとめた。

2017年7月21日金曜日

ジェイムズ・P・ホーガン「星を継ぐもの」(1977)

ジェイムズ・P・ホーガンが1977年に発表した「星を継ぐもの」 (池央耿訳 創元SF文庫)を手に入れた。
INHERIT THE STARS by James Patrick Hogan 1977
1980年文庫版の1999年51刷。BO相場は410円なのだが、こいつは108円でゲット。

ハードSFの代名詞になるほど有名なJ.P.ホーガン(1941-2010)の代表作。実は、自分にとって人生初海外SF小説はこいつだった。15歳のとき以来、読み返した。inheritという英単語を覚えたのはこの本だった。
ホーガン氏は2010年にすでに亡くなっていたんだな。知らなかった。

読み返して驚いた。9割がた忘れてるw 15歳当時の自分にはほとんど理解できていなかったんじゃないのか? この本で書かれていることはそれまでのSF小説のイメージを超えていた。たぶん安楽椅子探偵バカミスでもある。

月面の洞窟から深紅の宇宙服を着た人間の死体(後にチャーリーと名付けられる)が発見される。調べてみたら、5万年前のもの!
トライマグニスコープなるニュートリノ検査測定機器を考案したヴィクター・ハント博士がロンドンからサンフランシスコ、そしてヒューストンへと明晰な天才頭脳を買われて呼び出される。以前読んだときは気にしてなかったけど、ハントは30代中ごろなのかよ。

そこにある月と、かつてあった惑星ミネルヴァ、そして木星の衛星ガニメデ。科学知識をフル動員したフィクションなのだが、この本の創造力と空想力の広がりには感服。いや~、やっぱり傑作。面白かった!エピローグもおしゃれ。5万年前に月はそこになかっただと?!

木星有人飛行が可能になっている2080年代が舞台らしいのだが、ホーガン氏が1970年代にイメージしてた未来を現代はすでに一部で超えてる。
ジェット機をチャーターする場面、すでに我々はEV車をスマホだけでカーシェアするようになっていることを考えると、オペレーターとのやりとりやコンピューター画面についての記述はすでに古い気もする。タバコを吸ってる人も多い。

チャーリーが持っていたメモ帳の解読とか、2080年代ならAIがちゃちゃっとやってくれそうな気もする。あと、ソビエトがまだ存在してる!

自分、「星を継ぐもの」を邪馬台国型SFだと感じていた。日本古代史も神武東征とか神功皇后とかスサノオとか朝鮮半島とか騎馬民族とか卑弥呼の邪馬台国とか、パズルのピースを当てはめる空想小説。JPホーガンのSFみたいなの、誰か書いてくれないか。天孫降臨の時の宇宙船が発見された!みたいなw

「星を継ぐもの」という作品は3部作あって、続編の「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」はまだ未読。発見次第読もうと思ってる。

2017年7月20日木曜日

乃木坂46 指望遠鏡

2012年12月リリース、乃木坂46「制服のマネキン」TypeA盤を手に入れた。未開封品で200円だったのでラッキーな買い物。A盤はジャケットが生駒と生田。

「制服のマネキン」のPVが好き。みんなかっこいい。だが、2012年12月当時の自分にはまったく映像も音楽も届いてなかったw
裏面は井上と飛鳥。井上は今もこのときとあまり変わっていないように思う。飛鳥はこの時点でも十分にカワイイが、今は神レベルにカワイイ。

この盤を手に入れたことで「やさしさなら間に合ってる」という楽曲の音源が手に入った。だがこの曲は今後そう聴かないと思う。ちあきなおみ?昭和歌謡?って感じw
で、付属DVDには「指望遠鏡」MVが収録。これ、ちょっと見たことあったけど、フルで見るのは初めてだった。え?!星野が主役?
フォーメーションから判断すると生駒がセンター曲っぽい。

このMVの映像が素晴らしい!
なんとロケ地は伊豆大島。こういう場所での音楽MVの撮影はお金もかかってるし、スタッフの労力も大変なんだろうなって思う。
乃木坂のメンバーたちは「自分たちは期待されてる」って感じたことだろうと思う。
星野みなみのメガネ姿はめずらしいなと思った。自分が知らないだけかもしれないけど。
冒頭の逆さブランコ映像から驚く。遠くに見える円錐は利島?

4枚目シングル個人PVのテーマは「苦手克服」。メンバーたちがいつも番組づくりのために書かされているアンケートがこういう場所で活かされる。
生駒里奈の苦手なものは「水」。顔に水がかかるだけでパニックになるそうだが、それってどんだけ?
生駒がプールに入ってるこのカット
ジョージ・ハリスンを連想したw (マーチン・スコセッシ監督のドキュメンタリー映画「LIVING IN THE MATERIAL WORLD」から)
だが、誰もそのことを指摘してる人がいない。星野の丸メガネもジョン・レノンを意識してか?
生駒がプールに入っている映像が美しくて、なんかそれだけで感動したw BGMもぴったりでよい。乃木坂のスタッフたちはみんな優秀。
だが、そのほかのメンバーたちに課された「苦手克服」がなんか、すごく「アメリカ横断ウルトラクイズ」の罰ゲームっぽいw
深川は「高いところが苦手」ということで東京タワーに徒歩で登り、ガラス床のところを歩かされ、「ここから階段で降りてもらいます」。
川後は海の生き物が苦手ということで、ヒトデを手に乗せる。
え?ヒトデって手に乗せて大丈夫なものなの?自分、ヒトデって真ん中に口があって毒針とか出すイメージだったw 最後にはイルカにも乗る。これはいい罰ゲームだな。

若月は苦手なトマトのフルコース。「ちょっ、原型とどめてるじゃないですかぁー」というグシャっと潰しただけのようなトマトジュースを飲まされる。
一番酷い罰ゲームが「人と話すのが苦手」という井上に空の弁当箱渡して、公園で昼食してるサラリーマンやOLから何かもらってくるってやつ。これ、本当に酷い。

「要らないお弁当のおかずください」そんなこといきなり見ず知らずの人に言われたら「は?」ってなるわ。何が最悪かって「お金がなくて」とか嘘を言わせてるところ。善良な人々をだましてるわけだから輪をかけて悪質。
「やりたくない~」とテンションだだ下がりの井上を見て笑うスタッフたちが一番悪質。これ、見るのを途中で止めたわ。
白石は「大型犬」を散歩させてしつけ、シャンプーや餌やり。これが一番見ていて楽しい。
白石麻衣という人の人間性はすばらしいな。この人が人気なのは性格の良さもあると思う。
アメリカ横断ウルトラクイズ風テロップをつけてみた。
「ハルジオン」のときの乃木中グアムロケみたいなのがまた見たい。

2017年7月19日水曜日

青柳碧人「双月高校、クイズ日和」(2013)

青柳碧人「双月高校、クイズ日和」(講談社文庫 2013)という本を100円で見つけて気まぐれで買ってしまった。

昨年の初夏ごろ急に「アメリカ横断ウルトラクイズ」の面白さに目覚めたw 
そして今年の夏はアニメ「ナナマルサンバツ」で競技クイズの面白さに気づいた。
あと、乃木坂関連でクイズ王・古川の存在を知ったw

この本はそんな流れのタイミングで出会った。ジャケットから推測して高校生のクイズ研究会(同好会)青春ノベル。
著者は1980年生まれの早稲田クイズ研OBだそうだ。自分も一時期教室内で高校生クイズごっこをしていただけに他人と思えないところがあるw

ライトな一冊なので土曜の夜一晩で読めた。
「ナナマルサンバツ」が競技クイズの裏側やテクニックも描いているのに対し、「双月高校」は喜怒哀楽の暑苦しい青春小説。

平均的な公立校に入学した主人公は、クイズ同好会設立のためにチラシを配っている変わり者の2年生と出会う。「来年は高3なので、高校生のクイズ大会に出たい!」

そしていろんなクイズ仲間が集まる。こういう小説には内気な主人公の少年と、学園一の美少女も、不良少女も。
で、同好会の発起人である3年生リーダーが一番クイズの実力が低い。大会に出場するメンバーから外さないといけない…ってみんなが悩むとか、そういうのリアル。
「出題者は嘘をつかない」とか、なにげに名言っぽく聞こえるw

この本に出てくる問題が意外に難しい。自分が高校時代に競技クイズにのめり込めなかった理由は、高校生のクイズレベルが今の大人基準から見ても高すぎたことにある。
10代の知識の吸収力はすごすぎる。人名辞典やアカデミー賞受賞作のリストなんかを、あたりまえのように暗記していく。自分、そこそこ物知りのつもりでいたけど、そこまではできないわw

この文庫本、なんと福留功男サンがあとがきを書いている!w
「私が司会を務めたアメリカ横断ウルトラクイズは、1977年に放送が始まり、後に最高視聴率34パーセント超というお化け番組に成長する。」という書き出しで始まる。ちゃんとこの本を読んで感想と解説を書いている。

福留サンはアメリカ横断ウルトラクイズの裏側を本に書いているので、ここに書かれていることはオタたちには新しいことではないかもしれない。

「高校生でもウルトラクイズに出たい!」という声に応えて、福留サンたちは1983年に「高校生クイズ」を企画する。
番組立ち上げに際して、福留サンは「スポンサーや視聴率の都合で簡単に番組を打ち切らないこと」を条件にあげたという。「学生たちの純粋な情熱を踏みにじるようなことはしたくなかった」

今年も7月25日に37回目の高校生クイズがやってくる。ずっと一社提供してきたLIONさんは立派だ。

高校生クイズはスマホが必要だったり、放送開始時とは大きく姿を変えた。クイズに情熱を燃やすのもいいけど、運不運に左右されるゲームなんだよという人間ドキュメンタリーとしてのウルトラクイズの原点に立ち返るようなものが見たい。

2017年7月18日火曜日

広瀬すず「四月は君の嘘」(2016)

昨年9月に公開されていた「四月は君の嘘」を見た。広瀬すずと山﨑賢人の主演作。

また少女コミック原作かよ!?と思ったら月刊少年マガジン連載。すでにアニメにもなっている。原作ファンとアニメファン、このやっかいな怪物たちを意識しての実写映像化は製作側、役者側にとってやや難しいハードル。この映画の評判をあまり耳にしていない。

桜咲く新学期、主人公の山﨑賢人くんはピアノの神童?だったのだが現在はピアノを辞めている。そして広瀬すず演じるヒロインと出会う。
この広瀬すずが初登場の瞬間からキラッキラと輝いてる!元気ハツラツ、太陽のような少女。「わたし、ヴァイオリニストなんだ!」、なんでドヤ顔?w

楽器素人の役者にとってクラシック音楽映画は演奏シーンがひとつの関門だが、天才ヴァイオリニスト広瀬すずの演奏シーンが素晴らしい!広瀬すずが美しい!
なんか、近年はクラシック映画が作られるたびに、演奏シーンにリアリティを持たせる技術がどんどん上がってる気がする。

赤いドレスの広瀬すず、パガニーニのカプリースNo.24を自信満々に自由闊達に弾き崩す。コンクール審査ポイント無視!我が道を行く勝手気ままな天才演奏で、お堅い渋面クソ審査員・本田博太郎を呆れさせ、ちょっとはマシな審査員・甲本雅裕に薄笑いを浮かべさす。
このヴァイオリン演奏シーンが自分にとって驚き。すずは天才的にヴァイオリンを感じてる。
2次に進んだヒロイン、今度はサン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」でピアノ伴奏が必要。主人公を強引に、ときに泣き落としで誘い込む。
ええぇぇっ?!楽器というものは1日練習を休むだけで3日遅れるシビアな世界。長期間ピアノに触ってなかった主人公が、ろくにピアノに触らないままぶっつけ本番。「どうなっても知らないからね!」

で、コンクール本番中に伴奏が事故停止。まあ、あたりまえだ。
だが、失格後に再開した演奏が丁々発止の名演奏。推薦によってガラ・コンサートに招待。

主人公がピアノを弾けなくなった(演奏中にピアノの音が聴こえなくなるという精神的な難聴?)の原因を作ったのがサイコパスエリートピアニスト教育ママ・檀れい。主人公を束縛する亡霊。こんなん、誰だってピアノ嫌いになるわw

ガラに広瀬すずがやってこない。そこで主人公はラフマニノフ編曲版のクライスラー「愛の悲しみ」を弾く。ガラでクライスラーって渋い選曲だなと思ってたらこういうことか。

広瀬すず、突然難病を発症して倒れていた。脚が動かない?てっきり脳腫瘍か何かか?と思いきや、病名は明かされない。途中から「タイヨウのうた」のような難病悲恋もの展開へ。

ラストはショパンのバラードNo.1をバックに手術シーン。演奏が終わるとすずの霊?!テンションだだ下がり…。医者無能。

山﨑くんの演奏シーンはややピアノを感じられていない気がするが、やっぱり十分に合格点。ただ、ねこふんじゃったを弾いてる人にピアノ弾ける人は「ピアノやってたんだ」とは言わないと思う。
この映画、またしても舞台が湘南。すずは湘南と縁があるなと思ってたら、衣張山山頂からのカット?権五郎力餅?江ノ島水族館?これは「海街diary」オマージュか?
かと思いきや、郡上八幡の新橋も登場。ロケ地気にして見ている人はやや混乱w

とにかく広瀬すずが超絶素晴らしすぎ可愛いすぎで感動!
まさにこの時代を代表するスペシャルな女優としてまぶしすぎる輝きを放ってた!どのカットでもビシッと完璧美少女。

「ちはやふる」と並ぶ代表作かもしれない。広瀬すずを知るためには必ず見ないといけない1本だと感じた。広くオススメする。

2017年7月17日月曜日

半藤一利「指揮官と参謀」(1992)

半藤一利の「指揮官と参謀 コンビの研究」という本をたまたまきまぐれで手に取った。
自分が手に入れたものは1992年文春文庫の2006年第9刷。108円でゲット。

昭和エリート軍人列伝とでもいうべき一冊。それぞれの陸士、陸大、海軍兵学校での成績から風貌、性格、エピソードをコンパクトにまとめた各章から構成。こういう本を探してた。

日本史教科書で重要人物もいれば、226事件本やガダルカナル、レイテ、インパール、サイパン、沖縄戦で知った名前もある。だが、まだ知らなかった人物たちも多かった。
タイトルこそ「コンビの研究」とあるけど、上手くいってない関係も多い。
  • 板垣征四郎と石原莞爾
  • 永田鉄山と小畑敏四郎
  • 河辺正三と牟田口廉也
  • 服部卓四郎と辻政信
  • 岡敬純と石川信吾
  • 永野修身と杉山元
  • 山本五十六と黒島亀人
  • 南雲忠一と草鹿龍之介
  • 東條英機と嶋田繁太郎
  • 小沢治三郎と栗田健男
  • 山下奉文と武藤章
  • 牛島満と長勇
  • 米内光政と井上成美
多くの将兵を死なせた指揮官として、それなりの最期を遂げた人物もいる中で、この本で書かれている多くのエリートたちは戦後も長く生きながらえていることを知った。意外だった。

沖縄戦には牛島満と長勇という司令官と参謀が登場するのだが、今回、八原博通大佐という人物の存在を知った。
第9師団を台湾防衛にとられやけっぱちの長に対し、長期持久戦に持ち込んだ八原。その作戦は適切に思われたのだが、沖縄の民間人15万人以上が盾となって犠牲となっている。一番悪いのは大本営だが沖縄戦の現地責任者のひとりとして断罪…。

山下奉文は今まで皇道派のリーダーだと思ってた。この本を読むとそれは間違ってたかもしれない。
インパール作戦といえば牟田口廉也だが、言い訳せずに黙ってればいいのに…って思った。
あと、服部と辻がA級戦犯指名されていないことが自分には今でも謎。

ミッドウェー海戦で、航空戦に不慣れな南雲が選ばれたのは海軍の悪しき伝統・ハンモック番号という考課システムのせいだった。

レイテ作戦の二人の提督・小沢治三郎と栗田健男にも半藤氏はインタビューしているそうだが、戦争については何も語らなかったという。小沢治三郎「早く消えたい…」

栗田健男はずっと洋上にあった人で、船を沈めることを嫌い戦闘回避傾向が高いと指摘。大事なところで報告を怠るという…、ちょっと変わった人だったらしい。
だが、将兵の命を無駄に消さなかった点で自分はむしろ好感を持ってしまった。自分が戦場に送られたら仕事してるフリはするけど逃げ回ると思うw

この本で一番ショックなのは最後に付け加えられた「天皇と大元帥」という章。昭和天皇の戦争責任については自分は今までほとんど考えたことがないのだが、ガダルカナル奪還やサイパン防衛について、昭和天皇はかなり戦況を心配して作戦に口を出していたことを知った。そしてその発言が後に決定的悲劇をまねいている…。

日本を終戦に導く努力をした海軍の米内光政と井上成美については阿川弘之の有名な本があるのでそのうち読もうと思う。陸軍と海軍の争いの醜さは異常。

PS. この本を読めば、乃木坂方面軍「桜井玲香と生駒里奈」、欅坂方面軍「菅井友香と守屋茜」といった現場指揮官コンビのことも見えてくるのでは?何か書けるのでは?と思ったのだが、彼女たちは人事、戦略には関わってないからな…。

2017年7月16日日曜日

武田玲奈「マジで航海してます。」

ここ最近ずっと可愛いと思っていた武田玲奈主演の深夜ドラマが始まった。第2話まで放送されている。
商船大学で航海士を目指す若者たちのドラマ。こういうの矢口監督作品っぽいテーマだな。NHKがつくるような爽やか青春ドラマの雰囲気。

航海士って何?大航海時代からフツーの船員と航海士では明確な格差がある。食事をする場所ですら違う。なので士官養成がまるで軍隊w 
船乗りにあこがれるなら航海士じゃないといけないものらしい。(1級小型船舶免許を持つ友人談)
洋上訓練って男女一緒だったの?このドラマで初めて知った。

武田玲奈と飯豊まりえのW主演っぽい。武田はクール、飯豊はバカというキャラ設定っぽい。
武田玲奈(19)というグラビアアイドル若手モデル女優はまだ「ハロウィン・ナイトメア」というホラーしか見たことがなかった。今回の主演ドラマを楽しみにして録画予約した。

とにかく顔が特徴的。ぱっちりどんぐり眼と高い鼻、まるでJAPANアニメから飛び出したかのよう。目はやや吊り上がってるな。
そして驚愕のスレンダーモデル体型。風貌がとにかくスペシャルな感じ。声質はガッキーに似ている気がする。

だが、ドラマの放送に合わせて文春砲がさく裂してしまった。多くのファンが意気消沈w 
以前から高校時代のラブラブプリクラとか流出してたらしいけど、男と二人のツーショットはボーイフレンドを切らしたことがないんだろうな感がして自分もテンション下がったw 
もう初々しい美少女っていうふうには見れないだろうな…。
ついイケメンモデルとつきあってしまって写真を撮られたことはマジで後悔していてほしい。
全5話30分ドラマなので最後までつきあって見て行こうと思う。第2話はほとんど船酔いゲロエピソードだけで終始したのがすごい。

2017年7月15日土曜日

友井羊「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」(2014)

友井羊「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」(宝島社文庫 2014)を読んだ。友人が持っていたから。ジャケから察するにラノベミステリー。BOの108円の値札が貼ってあった。

ヒロインは29歳OLなので、この手の本にしては大人の読者にも対応。

オフィス街に朝6時に開店してるスープ屋を見つけた!
そこの店主が30代半ばで感じがいい!
スープがおいしい!
ちょっと事情を話しただけで事実関係を把握して優しく教えてくれる!
こどもがいるのかよ!
という感じでストーリーが進んでいく。

事前に予想した通り、化粧ポーチがなくなった!指輪がなくなった!という日常系謎解き。ま、どうでもいいw フジ月9にありがち人情ドラマ。

だが、第3話は雰囲気が違う。ややヘビー。母と妹がモデル体型で美人なのに、自分だけ太っててダサい…という姉の決意のダイエット。だが、終盤に読者はダマされていたことに気づく。たぶん叙述トリック。マトモな人とそうでない人の違いは見えにくいw

そして終章。なかなか話がよく見えてこない店主の過去の話。とつぜん婦人警官が登場?
そして10歳の娘の友だちとの謎の行動。え?これ、映画化してもいいような重いヒューマンドラマ系。

そこそこ楽しめた。2時間ほどで読み終わった。高校生ぐらいの読者には薦められる。

2017年7月14日金曜日

長澤まさみは小学2年からめがね女子

世間的にあまり知られていないかもしれないが、長澤まさみは仕事をしてるときはコンタクトで、普段プライベートではメガネ女子だ。

10年ちょっと前に「セーラー服と機関銃」でメガネ女子を演じたことがあったのだが、番宣番組でメガネをかけることをリクエストまさみは「母親とそっくりになるから嫌」と断った。(浜松出身の母親も普段めがねなんだな)
だがその後、メガネ姿をドラマでも何度も披露している。

まさみはいつからメガネ女子だったのか?その答えが昨年初夏ごろに出たSoup. 2016年6月号で明かされた。
(めがねは)大好きでよく掛けています。目が悪いので、だいぶめがね女子歴は長いんです。小学校二年生からからかな。 
最近は、丸めがねが多いですね。今日撮影で掛けたみたいな太い黒縁の丸めがねも掛けたりしています。白山眼鏡に麻生久美子ちゃんと行ったりして。結構、個性的なめがねも多いので選ぶのが難しくて。実際に掛けてみて顔の形に合うものを選んでいます。
まさみは今でも麻生久美子と交流があるんだな。

これまでに流出したまさみの学生時代の写真でめがねを掛けている写真はみたことがない。小学生時代の写真でメガネっ子だった写真はみたことがあった。
なお、このインタビューで、現在のところまさみとファンを繋ぐ唯一のSNSであるインスタグラムについて言及している。
(どういうタイミングでアップしているのですか?)あんまり私生活すぎない感じで、仕事モードも少し考えつつ、あげています。 
iPhoneで撮っているんですけど、友達に写真を撮ってもらったりして、それを使ったり、あまり、こうじゃなきゃって考えている訳じゃなくて海外でのお仕事を数年前にさせていただいてから、その方たちにも見れる何かが欲しいなぁって思って始めたのがきっかけなんです。
なんと、まさみは一緒に仕事をした海外の関係者や友人たちに向けてインスタグラムをやっていた!
まさみは以前からずっと「ブログはやらない」という方針だったのだが、ここ数年インスタグラムは継続中。2016年元旦に出演したNHKスペシャルで「ファンの人たちのためにという想いで始めた」と語っていた。
だが、インスタグラムは海外での関係者に向けた近況報告兼、ビジネス的側面もあったのだった。

まさみの最新作「銀魂」はあんまり見たいと思うような映画じゃないなあ。
「散歩する侵略者」(2017年9月16日公開)はそれほど万人に向けてヒットするような作品じゃない気がする。

なんで黒澤監督と松田と長谷川だけで、まさみは今年のカンヌには行ってないんだよ?ドレス姿の華やかなまさみをみれなくてすごく残念。