2015年7月6日月曜日

「海街diary」のロケ地 ~北鎌倉の家~

映画「海街diary」ロケ地の中でもっとも重要な場所でありながら絶対に明らかになることのなかった場所へ、いつものロケ地探偵仲間の友人と確認のために出かけてきた。強い雨の降る日曜日の朝。
是枝監督がSWITCHで「北鎌倉」とだけしか言ってなかった場所。いつものようにオープンになっている情報のみから、自分の諜報網と推理と調査によってようやく判明。
映画では美術さんによってこの玄関への入り口はカモフラージュされていたのだが、自分の目はごまかせなかった。
事前の調査でこの家の持ち主は現在この家に住んでいないのでは?と推測していたのだが、今も持ち主が生活している。よってここの詳しい場所は書くわけにはいかない。住民の平穏な暮らしを妨げることは望まない。それに、是枝監督は「続編もつくりたい」というようなことを発言しているのでぜったいの秘密。
しかし、ロケハンスタッフはすごい場所を見つけだしたものだ。おそらく北鎌倉の住民ですらここがどこなのかまったくわからないだろうと思う。すごくわかりにくい場所にひっそりとある。周囲からすっぽり隔絶されたようになっていて道路から見通せない。

私道?と思われる細い石段の道をぐるっと裏へ回り込んでも、すずの部屋の窓や縁側や庭が深い藪にすっかり覆われていて、中の様子がまったく伺えない。おそらく隣近所の住民ですら撮影の様子はまったく見れなかったのではないか。これはロケがやりやすい。

近隣住民にほとんど出会わなかったが、怪しまれないように立ち止まらずにサッと傘ごしに片手で数枚写真を撮ってわずかな滞在時間で立ち去った。じっくりその場所にいる喜びを味わえないので、この場所に行くことは誰にもおすすめできない。
北鎌倉の松花堂さんで和菓子を買う。
円覚寺ふみきりを渡って
初めて明月院にやってきた。鎌倉には何度も何度も来てるけど、明月院とは縁がなかった。ましてやあじさい時期はものすごく混雑するので避けていた。だが、今日のように強い雨の朝ならなんとかなるんじゃね?と朝8時半ごろ行ってみると、9時の開園を待って20名ほどが行列をつくっていた。寺を見るために行列?信じられん。あじさいはやや見ごろを過ぎていたが、雨に濡れたアジサイこそ至高。
人が多かったけど傘をさしながらポイントを回って写真を撮った。
明月院には鎌倉幕府5代執権・北条時頼の墓所がある。享年37歳。
鎌倉はいたるところ墓。
北鎌倉を散歩するのは8年ぶり?ぐらいだったかな。閑静だけど、観光客がどの季節もどっと来る。
財政は潤うけど、道も細いし人通りも多いので車も渋滞。

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