2017年8月20日日曜日

長澤まさみ「桃井かおりに叱られた話」

8月18日にZIP!で、「長澤まさみ(30)なぜ次々と新しい事に挑戦するのか?」というインタビューとこれまでを振り返る特集が放送された。なんと8分におよぶ長尺。

「今だから言える新人時代」という話題で
「やる気がなく見えたのか、その場にいた女優さんに『やめてもいいのよ』と言われた」
と言っていた。

ここでまさみが言ってる「その場にいた女優さん」とは、桃井かおりのことだと即答できた人は、まさみオタだと認定していいw
長澤まさみは2006年の映画「ラフ」公開に合わせて、日本テレビ月曜深夜のトークバラエティ「さしのみ」に出演したことがある。長澤まさみは当時19歳。

11年ぶりに見返して、まさみは注目すべきことを語っていたので、長澤まさみ学発展のためにまとめる。

この「さしのみ」という番組は、みのもんたが「大人の見る番組がない」という不満から企画が始まり、毎回ゲストとふたりだけで酒を飲みながらの対談するという趣旨の番組だった。
この番組は2006年の4月から9月まで全25回放送されたのだが、第1回のゲストが田中真紀子に始まり、和田アキ子、東儀秀樹、朝青龍、千住真理子、安藤忠雄、松本幸四郎、古舘伊知郎、美輪明宏、渡哲也、黒木瞳、寺島しのぶ、宮本亜門、桃井かおり、石原慎太郎といった大物ゲストたちの中、第20回に長澤まさみが登場。

はっきり言ってまさみだけ完全に浮いている。みのさんがまさみを番組にふさわしいゲストと判断したっぽい。
唯一の未成年まさみにはカクテル風ソフトドリンクが出された。
2006年夏のことなので、長澤まさみはまだラジオのレギュラーパーソナリティーを開始していない。世代のまったく異なる大御所(みのさんと43歳差)との対談はまさみにとって緊張とストレスだっただろうと思う。みのさんもまさみにかなり気を遣っていた印象。

「寝る時間ないんじゃないの?」「ありますね。」といった差しさわりのないトークから始まったのだが、
みの「今、月給制?いくらもらってる?」
まさみ「月給制だと思います」
みの「銀行振り込み?」
まさみ「…(笑)。たぶん」
の質問に困りまくるまさみ。ひたすら笑ってごまかす。
まさみはみののおじさんジョークに困惑しっぱなし。こういうときはただ笑ってるしかない。それがまさみの処世術。
これまでの映画出演作を振り返ってトーク。ここが最大の注目ポイント。みのさんは「桃井かおりさんて、怖くなかった?」と話を振った。まさみはこう答えた。
まさみ「こうやって(体を)さわってた撮影の時に、私がぼーっとしててやる気がなく見えたのかもしれないんですけど、『ここは(この世界は嫌なら)別にやめてもいいのよ』(モノマネ風に)みたいなことを言われました(笑)」
しかも桃井のモノマネを2回かぶせるw「でもすごくすてきな女優さん」とフォローも忘れないw まさみはえらい。あくまで話を振ったのはみのさんだ。
まさみは桃井かおりとは「クロスファイア」「秘密」で2度、かなり濃密な役で共演している。桃井にはまさみが大手事務所のオーディション上がりのやる気のない子に見えていたんだろう。桃井にしたら、まさか5年後に日本アカデミー最優秀助演女優賞を貰って、10年以上もトップでいることは想像すらできなかったに違いない。
みの「セカチューのキスはビニール越しでもドキドキする?」
まさみ「しましたね」
みの「タッチはダイレクトでしょ?」
まさみ「あはは」
みの「性格キツイほうなんじゃない?」
まさみ「あー、がんこです。」
「一番やりたいことは映画の仕事。今は大きい映画に出させてもらってるけど、低予算で手作り感のある小さい映画に出たい」

「オフは家で過ごしてることが多い」
「お買い物なんて一人で行けないでしょ??」
「いや、ぜんぜん1人で行ってます」「街に溶け込んでます」
といったようなトークが続く。
「料理は炒め物が多い。食材は1円でも安いものを買います(笑)安いものを買うほうがお買い物上手な気がして」
料理が好きなまさみへ、みのさんから圧力鍋のプレゼント
「圧力鍋なんて持ってないです」

(実はこのイタリア製圧力鍋だが、2010年に長澤まさみのラジオ番組にゲスト出演した市川由衣が料理トークで「圧力鍋いいよ~」という話をしたとき、まさみは「圧力鍋持ってるけどぜんぜん使ってない」って話をしてたww 細かい部分が洗いづらいと言い訳してたw)
「19歳ならボーイフレンドほしくない?」
「ほしいですね。でも、お仕事が楽しいんで。若い時は頑張り時だなってw 一緒に支えてくれるスタッフさんたちがいる」「でも、電撃的に結婚するのも悪くないw」

「やってみたい仕事は?」
「みのさんと一緒にお芝居やりたいです。」 と笑いながらお世辞も言えるのがまさみのすごいところ。
みの「赤い糸シリーズみたいのやりたいね。」
「初めて好きになった芸能人は中井貴一」
まじか。それ、完全に忘れていた情報だ。

「大人っていくつぐらいから大人だと思う?」
「50ぐらい。」
これは以前からまさみがずっと言っている。まさみにとっては30代40代はまだ未熟。
最後に映画ラフについて話題が出た。
みの「水着が似合いそうだね」
まさみ「すごいハイレグだったんです。ものすごい」
まさみは触れなくてもいいハイレグ水着の件について自ら話題を持っていくサービスぶり?w みのさん口をあんぐり。

PS. ZIP!の特集によれば、まさみはミュージカル「キャバレー」のために1年前から歌の練習をしていたという。今もきっと、まさみすとたちを驚かせる何かが進行中なのかもしれない。

3 件のコメント:

  1. まさみ好き2017年8月22日 22:07

    みのさんはまさみちゃんに会いたかったのでしょうか。仰るように錚々たるゲストの中で一人若手女優が浮いています。「初めて好きになった芸能人は中井貴一」、グッドモーニングショーの現場でご本人に伝わったかな?
    まさみちゃん、映画の宣伝で露出が多くなっていますね。何だか久々な気がして心躍っています。

    返信削除
    返信
    1. はー、これから宣伝でバラエティ、出版物が増える。

      でも、世間のまさみへの興味って登場したときの衣装ばっかり。まさみの面白さや人間性にももっと注目してほしい。

      削除
  2. まさみ好き2017年8月23日 20:57

    そうですね。まさみちゃんは芝居や美貌は勿論、内面もとても魅力的。それを世間に知ってほしいようなそうでないような複雑なファン心理です。

    返信削除