2017年12月11日月曜日

長澤まさみ「都市伝説の女」(2012) 全9話を観た

2012年2月からテレビ朝日系深夜で放送された連続ドラマ「都市伝説の女」を、本放送からもう5年経っているというので、この夏、慌てて全9話を見返した。今年、AbemaTVで再放送もあったらしい。
なんと第2話のデータが、もう劣化してたw たぶん5分ぐらい見れない箇所があった。がっでむ!

このドラマは翌年秋にパート2が放送されたのだが、自分の記憶はそっちの音無月子で置き換えられてしまっていた。パート1の月子はヘアスタイルが茶髪パーマだった。
パート1は巡査からいきなり東京警視庁本庁の捜査1課刑事。たぶんタケちゃんの強いコネと推しがあったに違いない。
パート2のほうが華やかなイメージがある。FBIへ交換留学(?!)から帰って来てさらにめちゃくちゃ好き勝手にやってたはず。

24歳のまさみにとって、もちろん初の刑事役。しかも、美貌と美脚で釣る刑事。
全9話を見返してみた感想…、やっぱり、つまんないw

まさみ本人は「TRICK」みたいに人気シリーズになることを期待してたかもしれないけど、スピンオフも劇場版も実現しなかった。
パート2がつくられただけマシかもしれないけど、自分は何も好きじゃない。
都市伝説オタ刑事ということだけど、各回のネタがしょぼい。
それ、都市伝説じゃないじゃん!って回ばっかり。「ムー」や「やりすぎ都市伝説」を見るワクワク感の半分もない。
唯一の見みる価値があったものは24歳長澤まさみの美貌とファッション。

第1話のこのシーンこそが、パート2の主題歌がPerfumeになった理由だと思った。自分はまさみの脚を見てるだけで何時間でも過ごせる。
長澤まさみはフォルムとシルエットだけでエロスを感じさせるただ一人の女優。
あと、こういったミステリーは各回ゲストが最近見ない懐かしい人たちだらけ。
内山理名、柏原収史、MEGUMI、釈由美子、金子貴俊、黒坂真美、遠藤久美子、遊井亮子、西原亜希、山田まりや、みんな10代から20代前半に人気のピークがあった人たち。2時間ミステリーとかで今もがんばってる懐かしい顔。
第7話の「座敷童」回の佐々木すみ江は2002年NHK朝ドラ「さくら」以来の共演か?
第5話の「国会の伝説」回の品川徹は「ドラゴン桜」以来か?
第4話の「高尾山伝説」では新川優愛がまさみと共演を果たしていたことを今になって知った。新川はこの年は「GTO」にも出演して人気が急上昇してたころだな。
第5話では山口紗弥加と共演。この人はミドルティーン時代からアイドル女優だったけど今も女優業をがんばってる。
どの回もそれほど面白くもないし納得もできない。第3話と第6話は特に酷い出来だなと感じた。「TRICK」は事件の舞台を閉塞した田舎に置いたことで本格ミステリへと落とし込んでいた。30分ぐらいの短編本格ミステリにしてくれてたら、もっと好きになれたかもしれない。
まさみのすっとぼけた役柄はそれはそれで魅力があったかもしれないが、勝浦くんへの態度と表情は納得できなかった。冷たすぎる。
最後の最後でそれなりのシーンがあって安心した。あれがなかったらまったく救われない。

だが、実生活でのまさみはこれからもすべての男に対して冷たくあってほしい。
第9話の「徳川埋蔵金」の回はそこそこ面白かったのだが、それでもやっぱりもっと面白くできた気がする。声のみでオダギリ・ジョーが出演してたことに今になって気づいた。
最終話でまさみはニューヨークへ突然旅立つ。なんとFBIの捜査官へ転身。
誰か早くまさみ主演で「羊たちの沈黙」みたいな本格サスペンスサイコホラー映画を作ってくれ。

音無月子は長澤まさみの天真爛漫ぶりが発揮されたキャラクターだった。まさみはいつまでもミニスカショートパンツでいてほしい…。

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